2019年12月15日リクエスト開催パーソナルワークスタイルデザイン教室@東久留米
開催情報
ファシリテーター | THINGi開発ファシリテーター 石原佳史子(えんまり) 会社員兼THINGiファシリテーター 芳根 寛子(よっしー) |
開催日 | 2019年12月15日 |
開催場所 | 東久留米 株式会社アイマーチャント オフィス |
ファシリテーター日記
ビジネスコミュニティを運営する、馬場ふゆかさんからリクエストを頂き、2名のファシリテーターでのパーソナルワークスタイルデザイン教室を東久留米で開催しました。
今回の参加者は、ふゆかさんのコミュニティ参加者さん限定。
お借りした場所は、現在ふゆかさんもオフィスとして使っている、株式会社アイマーチャント菅さんのオフィスです。
菅さんは、私・石原が出版した際、書籍の監修をしていただいた起業家さん。
なんと、うっかりオフィスにお邪魔するのは、その出版当日、アマゾンランキングを徹夜で見守った日以来という、なんとも不躾な事実が発覚しました…。
さて、今回のパーソナルワークスタイルデザイン教室には、7名の方にご参加頂きました。
自己紹介とルール説明を終え、2テーブルに分かれ、プレイ開始。
時々聞こえてくる、もうひとつのテーブルからの歓声や絶叫(!?)が気になりつつも、お互いのテーブルでそれぞれのゲーム展開が繰り広げられました。
最初は自由に使える時間も少なく、選択において何が重要なのかも掴みにくいのですが、ゲームが進んでいくうちに、選択時に「どう考えるか」、あと自分に必要なものは何で、どう展開させていくべきか、どんどん考えが進むように変わってくるのが手に取るように伝わってきます。
参加者さんからの感想です。
ゲームが終わった後、質問を受け付けて 少しお話させていただきました。
特に印象深かったのが、 「お金の使いどころが分からない」というお話。
THINGiは現実に即していると言っても、そこはゲーム。 お金を使うタイミングも、使う先にも制限があります。
でも、現実では選択は無限。
使いどころや使うタイミングは、特にビジネスにおいては 成果を大きく左右してしまうところ。
個別の具体的なアドバイスはその時々でないと出来ないので、 全体的な指針になるお話をさせていただきました。
あくまで私の考えではありますが、 私は・・・
「手持ちのお金が少ない時はどんどん使え! 多くのお金が集まってくるようになったら、 キープする経験を持つ。」というもの。ビジネスを始めたばかり、特にゼロスタートの方は、 私もそうでしたが、資金なんてほとんどない状態。
その少ない資金を使うのは、とても怖いことです。
でも!
お金の性質を考えると、お金は使わないと増えない。 そして、少ないお金はお金を運んでこない。
お金は、お金があるところに更に集まってきます。
だから少ない資金を温存して、なんとかやりくりしよう…と 考えるよりも、どんどん使って、どんどん経験や学び、 そこからスキルを得ることに変えていく。これがその後のお金につながります。
そして更に、時間を得ることに変えていき、 そうした経験の中から思考力を培っていく。
手にしている時間の中で、
スキルと思考力を行動に落とし込み それを繰り返すことでようやく、お金が集まり始めます。
ある程度まとまったお金が入って来て、 それを使い果たさなくてもよくなってきたら。
今度は使い切らず、キープする経験を得ておきます。
これは、「お金がある」状態を脳裏に焼き付け、「この繰り返しを行えば、ちゃんとお金が入ってくる」という 安心感と自信を潜在的に持つため。
ここで調子に乗り過ぎると、THINGiなら天変地異に落ちますし、 現実でも、入ってくる以上に知らず知らずお金を使ってしまったり、 いつのまにかなくなっているとか、大きな投資をして失敗したり。
特に、今までしっかり貯めた経験がない場合は、 たくさんの方を見てきた経験上、 そういう事態に陥ってしまうことが多いように思います。
キープする経験は、ずっと続ける必要はありません。
しっかり「ちゃんとお金が入ってくる」実感と、 まとまったお金を持っている自分を知ることができれば、
この後、何かのきっかけで失ったとしても(!)、 またスキルと思考力を駆使して、今度は以前より時間を掛けず、 取り戻すことができるか、時間はかかるけど、もっと大きなものを 手に入れることができると思います。
最後の方に関しては、多くのサンプルがあるわけではないので、 絶対そうなれます!とは言い切れませんが、 多くの方のパターンから考えると、きっと、そう。
なので特にこれからスモールビジネスを始める場合は、
「手持ちのお金が少ない時はどんどん使え! 多くのお金が集まってくるようになったら、 キープする経験を持つ。」を意識して進めていくのがいいのではないか。
そんなお話をして、今回の教室は締めくくりました。
こうしたコミュニティ内でTHINGiをしてもらうと、 コンサル生さん同士の横のつながりもでき、 一気に仲良くなってもらうこともできますし、
主宰者さんとしては、生徒さんたちの思考の癖がつかめ、 失敗や行き過ぎを未然に防ぐ指導ができるのが、 いいところです。
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