問題解決の鍵を握るのは正しい質問であるというお話

こんにちは、THINGiファシリテーターの柴田ケンゴです!!

今回はさいとぅさんこと齋藤隆行部長が主催する『思考で遊ぶ』をシェアしていきたいと思います!!

 

日時:2022年4月13日(水) 21:00~(1時間)

 

あなたは、「質問力」なんていう言葉を聞いたことがあるかも知れません。

僕は、聞いたことはあるけどその意味まではあまり考えてこなかった側の人です。

私達は日々の生活の中で大きなものから小さなものまで、たくさんの問題や課題、悩みを抱えていると言えます。

これらの問題や課題を解決する糸口が「正しい質問」によって見つかるとしたらいかがでしょうか。

 

アインシュタインはこう言ったそうです。
重要なことは正しい問いを探すことである

そう、今日は質問の話です。
この記事では、以下の流れで「思考で遊ぶ」の内容をシェアしていきます。

 

■この記事の内容
・自分史上最も印象深い質問は何ですか?
・部長直伝:売上・集客を大きく変えた質問!
・問題をチャンスに変える3つの質問
・ちょっと考えたい:「苦手」意識が「できない」をつくる
・その課題、今解決しなきゃいけませんか?
・おわりに

 

この記事を読み終えたあなたは、きっと「うーーむ」などと言って感嘆しながら

思考世界の奥深さを感じていることでしょう。

ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

自分史上最も印象深い質問は何ですか?

今回の思考で遊ぶは、齋藤部長からの質問から始まりました。
自分史上最も印象深い質問は何ですか?
参加者の皆さんの回答を紹介します。

 

■皆さんの回答
・あなたは、本当は何をしたいの?どうしたいの?
・明日死ぬとしたらあなたはどうしますか?
・もしお金・時間が十分にある(自由)としたら何をしますか?
・つまり、あなたにとっての課題は何ですか?

僕だけかも知れませんが、どれも心をえぐられるような気持ちになります(笑)。

また僕が感じたことは、これらの質問には共通点があるということです。

それはどの質問も自分の中の本質を問う質問だという点です。

出鼻から刺激的です!!

 

部長直伝:売上・集客を大きく変えた質問!

さてさて、『売れる企画』を生業とする齋藤部長はこれまでクライアントさんの売上・集客を
大きく変えてきた質問をお持ちだというのです。

その質問とは何か、気になりますよね。

その質問は意外にシンプル。

 

それって本当ですか?

実は、僕はこう聞かれるといつも「ぎくっ」とした気持ちになります(笑)。

なぜかというと、僕の本当の気持ちって何だろう、
本当は自分のことなんか何もわかっていないんじゃないかって思えてくるからです。

僕は実際何をどうしたいのだろうか?そんな本質をすくい上げる質問です。

 

話を戻します。

齋藤部長のもとには、集客や売上について相談に来られるお客様が多いそうです。

多くの場合、集客や売上についての課題を持って来られるそうですが、
そのようなお客様に対して「それって本当ですか?」発動です。

こう聞かれるとだんだん問題や課題が変化し、あら不思議、別の課題が見えてくる、というのです。

あなたにも心当たりはありませんか?
深堀りすると別の問題に気付けたなんてことはざらにあるのではないでしょうか。

そして、僕はいつもそんな感じです(笑)

 

問題をチャンスに変える3つの質問

はい、本日の目玉です。
齋藤部長から皆さんに送る至高の質問3選です。
その前に少し前置きです。
なぜ質問に注目する必要があるのでしょうか?

僕達は生きていく中でいろいろな問題、課題にぶちあたります。
その度にどうすれば解決できるのか考え、答えを探すのが常だと思います。

ただ、考えはするけれども解決できずに時間だけが過ぎていくということも多いのではないでしょうか。

この解決策を探す方法が実は、正しい問いを立てるということなのです。

 

冒頭でアインシュタインの言葉を紹介しました。

重要なことは正しい問いを探すことである!!

つまり、問題や課題にぶちあたったとき、適切な質問を自分に投げかけることが重要であり、
適切な質問をすることができれば問題はチャンスに変わりますよ、と齋藤部長は仰っています。

ではいってみましょう!!

 

■問題をチャンスに変える3つの質問
①この問題は、どうしたら解決できそうか?
②この問題は、チャンスに変えられないか?
③この問題は、別に解決策がないか?

それぞれの質問について、簡単に解説していきます。

 

①この問題は、どうしたら解決できそうか?
この質問の最重要点は、問題の答えがどこかにあるはずという前提を作り出すことにあります。

あー、これはだめだぁ、解決できそうになーい、と思いながら解決策を探すよりも、
必ずどこかに解決策があってそれを見つけるだけでいい、と思いながら解決策を探す方が

問題解決の近道となりそうですよね!!

 

②この問題は、チャンスに変えられないか?
問題が発生したとき、ついついネガティブな思考がにょきにょき顔を出してしまいがちです。

でもそんな時別の側面から見ると、あなたを悩ます問題にも何かしらのメリットがあるのではないでしょうか?

この考え方、THINGiをやったことがある人ならピンときたかもしれません。

そう、発想転換の思考です。

ぶちあたった問題・課題のメリットの面を考えてみることで新たなチャンスに巡り合えるかも知れませんね。

 

③この問題は、別に解決策がないか?
この質問は、問題が発生し、そこそこいいと思える解決策が見つかった自分に対してしてみるのが効果的です。

言わば、70%の解決策を90%の解決策までブラッシュアップするための質問です。

もっといい方法があるんじゃないか?

齋藤部長曰く、この質問を自分にすることができれば、
どんどんいいアイディアが浮かんでくるようになるとのことです!!

そしてそして、おまけの質問プレゼント!!

 

④その正解って本当に正しいの?
ご存知の通り、ビジネスの世界にはこれという一般的な正解はほとんどありません。

あなたが見つけ出した解決策はあなたにとっての正解でしょうか?
それとも他の誰かにとっての正解なのでしょうか?

と、おまけを含めて4つの質問を紹介してきました!!

どの質問も今から実践できるものばかりですので、僕もこれから毎日のように唱えようと思います。

皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

 

ちょっと考えたい:「苦手」意識が「できない」をつくる

苦手意識って、誰しも少なからずありませんか?
例えば、「セールスって苦手なんだよなぁ」みたいな気持ちです。

たまたま今回参加者から発せられた「苦手」発言について、思い込みの講義がありました。

さてさて、苦手っていうのは能力の問題なのでしょうか?

ビジネスをする中で、その能力は自分にはないとか、集客なんか自分には無理とか
考えてしまうことはありませんか?

 

齋藤部長に言わせると、何かしらを苦手なものと決めつけてしまうと、
その時点でマイナススタートになってしまうそうです。

実際は能力の問題でもなんでもなく、単にやったことないだけ、知らないだけということが非常に多いと。

マイナスからではなく、0から、フラットな状態でスタートするためにも、

自分の能力を決めつけるような思い込みは避けたいものですね。

 

その課題、今解決しなきゃいけませんか?

齋藤部長が参加者の皆さんに感想を振った時のお話です。
なんとえんまり大先生は、さらに2つの重要な質問があると仰るではないですか。
最後のその2つの質問をご紹介して、この記事を締めたいと思います。

■えんまり大先生の追加質問
①その問題や課題って、今解決する必要ある?
②別の問題を同時に解決できないかなぁ?

①についてはあるあるな感じがしますよね。ほうっておけば時間が解決してくれたり、

ある日解決策が天から降ってきたりする問題もたくさんあります。
緊急性がなければ無理に解決しようとして疲弊する必要もないのかもですね。

また、②は階段を2段、3段飛ばしで上っていくようなスピード感を感じる質問ではないでしょうか。

ある問題の解決策を探しながら、別の問題も同時に解決してしまおうという、

言わば一石二鳥、一石三鳥を狙った質問と言えます。

僕達が齋藤部長のありがたいお話を拝聴している間、えんまり大先生はもっと良い解決策を探していたという、
うへーーなお話です。

思考は無限大と感じさせる出来事でした!!

 

おわりに

長くなってしまいました。
最後に簡潔にまとめて、本当に締めたいと思います。

アインシュタインの言葉:重要なことは正しい問いを探すことである

■売上・集客を大きく変えた質問
それって本当ですか?

■問題をチャンスに変える3つの質問+おまけ
①この問題は、どうしたら解決できそうか?
②この問題は、チャンスに変えられないか?
③この問題は、別に解決策がないか?
④その正解って本当に正しいの?

■えんまり大先生の追加質問
①その問題や課題って、今解決する必要ある?
②別の問題を同時に解決できないかなぁ?

少し陳腐な表現かも知れませんが、人の心はなんと深淵なことかと。
僕達は、自分に対して、他人に対して、上手に質問することで思いもよらない解決策を
導き出すことができるのかも知れません。

その大きな可能性を感じた1時間でした。

齋藤隆行さん、えんまり大先生、ありがとうございましたぁ!!

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。