⑨チームプロデューサー

人との付き合い、人間関係をとても大切にするあなた。人に優しく、とても社交的です。リーダーとしての素質も備わっているので、人間関係を築いていくのも得意。そのため、コミュニティやチームを育て、ぐいぐいと引っ張るリーダーとはまた違った新しいタイプのリーダーになっていきます。

感情表現も豊かで、自分がどう感じているかもしっかり察知し、人へ共感力も高め。しっかりと相手を理解しようと努めるので、人の才能も伸ばせる教育者向きとも言えます。

ただし、キャパオーバーにならないように注意は必要です。感情移入しすぎて深入りしてしまったり、あなたが一番ストレスを感じる立場になってしまったり。自分の時間は限られています。誰かの役に立ちたい場合は自分の時間やキャパシティも意識し、どうすれば時間を大切にしながらより多くの方の役に立てるのかを考えていきましょう。

頼られる存在として、多くの人があなたのまわりに集まってきます。ですが、やはりここでも注意が必要。頼ることを常に制限なく許してしまうと、相手の自立心や能力発揮の妨げになることもあるからです。

たくさんの方の役に立ちたい。頼ってくれる人、必要としてくれる人にはお返ししたい。そう考えているかもしれませんし、それはとても素晴らしいことです。ですが、結局あなたがいなければ何もできない人が増えてしまえば、本末転倒です。

元々人を育てたり教えたりする能力に秀でているので、頼ってくれる人「個」を見るのではなく、コミュニティやチームとして、全体を見るようにしたいところ。そうすれば、あなたの能力が一部にだけ強力に働くのではなく、全体を良くする方向に働いていきます。

チームプロデューサーの名の通り、全体を良い方向に導くことを意識し、その中で一人一人の役割を発見していくのが、最大数を幸せに導く、あなたなりの仕事のコツとなります。

1対１の関係で行う仕事から脱却し、多くを導く働き方に変えていくのがおススメ。そのためには、まずはネットでコミュニケーションを取るスキルを養うことが解決策のひとつです。一人一人と会うことをしてはいけないわけではなく、ベースや初期段階ではネットでのコミュニケーションを中心とし、多くの人に対してメールマガジンやLINE、SNS等を使って発信していきます。

そこであなたなりのコミュニティを作り、更に深く学びたい人や教わりたい人に対し、対面でのサービスを提供すると、ぐっとあなたの時間は有効活用されます。

他の方法としては、≪「人を育てられる人」を育てる≫方向にシフトしていくのも良い方法です。あなたの分身は完全には作れないかもしれませんが、相手の得意なことを見出し、どこを任せるのか、どんな担当をしてもらうのかを見定めていくのであれば、あなたにとってはさほど難しいことではないはずです。

①ネットで集める力（集客力）：SNSやメールマガジン、LINEの一斉配信など、インターネットを駆使した集客スキルを手に入れましょう。

②外部の力を借りる力：人を育てる人を育てることは、その方たちの力を借りることでもあります。

③共感力：共感力自体は高いのですが、意識したいのは共感しない力です。必要な共感かどうかを見極めて、感情移入しすぎないための力です。